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13年におよぶ取り組み

© Tara Expeditions Foundation

フランスの非営利団体「タラ財団」は、過酷な環境にも耐えられるように設計されたスクーナー船で神話的な象徴にもなっているタラ号を用いて、2003年より環境調査と保護のための活動を行っています。

 

創設者アニエスベーとエティエンヌ・ブルゴワの人道的なビジョンと海への情熱、独創的で積極的な関与から誕生したプロジェクトで、財団総責任者であるロマン・トゥルブレが指揮しています。

タラ財団は、気候変動と環境破壊が海洋にもたらす影響を研究し、理解するための探査プロジェクトを世界中の研究所や権威ある研究機関と協同で行っています。特に、こどもタラ新聞の発行を通じて、若者の環境意識の向上に具体的に取り組んでいます。さらに、当財団は社会を動かし、各国の政府指導者たちに、地球を救うために必要な対策を具体的に講じるよう、環境保護の観点から呼びかけています。

 

13年にわたり、タラ号は10の探査プロジェクトを施行し、世界40カ国、35万kmを航海してきました。75の協力研究所や協力研究機関と共に、21の科学研究分野にわたり、数万のサンプル採取や観察を通じて、タラ号に乗船した研究者たちは海洋の状況を知るための貴重なデータを収集してきました。

 

タラ財団総責任者のロマン・トゥルブレはこう述べています。「シンボリックで広大な海洋は、異なる関心を持つ人々をひとつにまとめてくれると確信しています。」海洋がその大きさによって、私たちが吸う空気や栄養として摂るタンパク質のように、現代のグローバル社会の経済モデルの中ですら、地球上の生命を維持するのに必要なバランスを保つ上で重要な役割を果たしていることは明白です。

 

魚類の乱獲やあらゆる種類の汚染、沿岸の埋め立てなどが海洋に与えるストレスを科学者たちはすでに確認してきましたが、私たちの社会はそれに本当の意味で応えてきませんでした。しかしながら現在、私たちは自分たちが引き起こしている、もっと間接的で隠された影響について知りつつあります。酸素減少、海水温の上昇や海水の酸性化など、より多くの研究や技術革新、さらなる物的・人的投資が必要であることは明白です。他の研究に加えて、タラ海洋プロジェクトにより行われた近年の研究は、海洋の未来−−それは人類の未来でもあります−−をより正確に予測し、すべての人類が今後直面することになる環境破壊の影響をさらに詳しく知るために貢献することは間違いありません。タラ号やその探査を支える人々は皆、人類にとって特別な重要性を帯びた海の健康を保つことが、歴史的な分断を乗り超える共通のプロジェクトになることを願っています。まさに21世紀のためのプロジェクトです。

 

私たちは世紀の冒険を目前にしています。力を合わせた対応が必要とされています。さあ、私たちと一緒にタラ号に乗船しましょう!

パートナー
  • Oceans by Disney
  • agnès b.
  • Fondation prince Albert II de Monaco
  • Serge Ferrari
  • UNESCO – IOC
  • BillerudKorsnäs
  • CNRS
  • University of Tsukuba